第186話「武本真樹夫氏ご乱心」の巻

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 武本真樹夫氏ご乱心の巻(4/10)から一夜が明け、本日4/11発売されたモーニング娘。の最新作「恋愛ハンター」をこのほど取り上げさせて頂きます。皆さまお付き合い下さい。そらちゃん付き合って下さい By 武本氏。今作をもってご卒業される新垣里沙ちゃんへのハナムケに、問答無用ノ介でガキさん盤をチョイーッスしました。事前情報を仕入れる事に消極的なぼくは、曲名から♪れーんあーいハーンタァ〜!とゆーチョー斬新なメロデーを想像していたモノです。または♪ハントゥア゙ァ〜! ……どなたがお分かりになるのだ、2012年に。えーっとね、かつて「ハンター」とゆー中古レコーヅ店があり、日曜の夜に放映していた頃の全日本プロレス中継の中でヒンパンにCMが流れていて、そのヂングルが♪ハントゥア゙ァ〜!だったん。そんだけ。ほいで今ちょいと調べたらアータ、それ関東ローカルだって。いよいよどなたにも伝わらんってゆー。


 


 ご覧の通り超セクスィーな、いわゆるM字開脚に代表される本作のヴィジュアルから見て生田。PVを象徴するアイテムとしてアメちゃんが使われていますが、ハンターならそれは鉄砲でえがったんぢゃない☆カナ。アメちゃんをおクチに添えるのと同じ感覚で、銃口をフーッて。うん、「鉄砲片手に雑誌の表紙」ってのも無いけど。あとくどぅーの持つそれに限っては「チャカ」と呼びたい。またハンターつながりで「シティーハンター」の冴子の仕込みナイフみたいなイメーヂで、太桃、もとい太ももにホルスターでも装備してくれたら、よりセクスィー指数も上昇し、ぼくの股間も盛り上がって生田。ムフフ。最低。JC、JK中心のグループを捕まえて。すみれの会が黙ってないぞ。実をゆーとね、わざとらしーエロスは求めていないんですよぼく。だからこの衣装での、決めポーヅでおヘソがチラリ、ぐらいのタケちゃんなチョッキはどストライクです。
 次に歌詞ですが、テーマが鈴木香音だなーと。あ、「しぼれていない」って意味ですよ。……いえいえ、こーゆーのはぼくにとって香音が娘。内2位だから言える訳で。電気グルーヴが監修した「グルーヴ地獄V(ファイヴ)」ってゲームには、多数のミニゲームが、ミニクソゲーが詰まっています。でもそれ等は大元のゲームの世界での通貨を稼ぐ、とゆー一貫した目的を持つミニゲームでした。一方「ハンター」の歌詞にも複数の要素があるのに、決して統一感はありません。生命礼賛なのか、お説教なのか、はたまたエロ歌謡なのか。例えば、息子の嫁に日々いびられるお姑さんが「一思いに天国へ連れてっとくれ!」ではなく、“もったいぶらづに(中略)パラダイスに連れてっとくれ”なんて、下衆く勘ぐると寸止めプレーだもん。おっかないぜ。


 


 昨夏Berryz工房KISSの「LOVE GUN」をカヴァーし、邦題「愛の弾丸」と銘打ってつんくP(以下、つんくピー)が独自に日本語詩を当てました。あっちゃこっちゃトッ散らかった歌詞はあたかも「言葉のゴミ屋敷」でしたが、「ハンター」にも同様の感を受けます。ニワトリが先かタマゴが先か、清水が佐紀か中島が早貴か、小川が紗希か森が咲樹か、佐藤マがサキか生田が好きか、チョー好きだよ。現在娘。内1位。それはさておき「ピーからの大切なお知らせ」の様なメッセーヂありきで作詞したのか。まづ曲名をピコーンし、そこへ後からアレもこれもと投下してイッたのか。今作は恐らく後者 THE LATTERであり、照準ぶれっ放しで無駄ダマばかり撃ち、しまいにはハンターである必然性さえ皆無になったと。♪ひーとり、ひーとり、カイムゥ〜(裏声で)カイムゥ〜。大体アイドル曲の実質的〆が“明日は無い”なのも前代未聞かと。人間椅子みたい。
 昨今の予備校のCMは熱い講師陣を売りにしていますが、情熱のヴェクトルが明後日ないし明々後日の方を向いちゃっていて、N渕剛さんの“ぅおまえがぁカヂを取るぇ〜いっ!”、あるいはそれを筋肉少女帯が全力で茶化した「銀輪部隊」状態な講師の方もチラホラ。「ハンター」もまた、そーゆートンチンカンな熱さの持ち主です(実力以上に結果は出せない、と断言するハンターさんは講師に不ムキだんべーけど)。“猫をかぶるな!”等と、それは若き日の榊いずみちゃんを思わせるキレ芸で結局はひとでなし。“ひとのせーにすんな!”に至っては、それはもー在りし日のダン池田を偲ばせるブチギレ芸で本日モ反省ノ色ナシ。ハンターさんはナニをそこまでギャーギャーわめいているんでしょーか。もーね、うるさい!!!!!!!!


 


 


 だけどカラオケの再殺、ならぬ再生を重ねるたびに、印象はヅンヅン好転して行きました。耳が香音(肥えた、の意)な方のみならづ、ぼくの如き耳がダーイシ(香音の対義語)な者にもこの曲の真価を分からせてくれたのは、平田祥一郎さんの編曲です。 歌詞で自ら邪魔している つんくピーの作曲能力の高さを浮き彫りにし、プロレスのタッグ戦でゆー「1+1が10にも100にも3億にも」と呼べる傑作だと知らしめてくれました。そもそも歌い出しの“どんな場面でも逃げない”からして、ロシヤ民謡調の主旋律を活かし、「ナニも足さん、ナニも引かん」、そんな植木職人ばりの美学を通しています。ただ個人的に今作の様なブヅーッてベースは好きくないんですが、そーゆー音がどーやら近年の流行ではあるらしく、そこら辺も押さえているのが何とも憎いねコンチクSHO-1。キレキレなダンス・チューンである反面、ゲーム音楽っぽくもあり。
 ダンスとゲームの融合と言ったら、スチャダラパーの「ゲームボーイズ」や電気グルーヴの「HIGH-SCORE」が連想されます。一方「FC恋愛ハンター」、頭4〜6小節のセで……え、エスイーって読むん? SEで? よけーな1文字つけたいわー。ともかく頭の、キーキキッキキッキィーッ! ボピョピョボピョピョ! ヅガガヅガガ!とゆーセで、超絶テクで敵の攻撃をかわし、愛のボタン連打! 連打!とばかりに反撃へ転じる、そんなスペース・ヴィーナス達の勇姿を表現している気がして。30なかばでキキーボピョピョヅガガ等と書くハメになるたーお釈迦さまでも気がつくまい。むづかしー言葉つこーて頭よく見せるんや!と頭わるく考えていた、それでも誇り高く生きていた少年の頃の自分に本イキであやまれとゆいたいです


 


 


 お別れの時間が近ずいて参りました。安部譲二アニキや武本真樹夫氏による蒼井そらさんへのそれとは意味が異なるけど、皆さまへ告白せねばならん事実があります。今回の前半で「本日4/11」等と記述したけど、わたくしウソをついておりました。申し訳ございません。正しい日付はゆーまでもなく4/21(土)。そー、ガキさんご卒業公演の前売発売日です。ぼくの職場には土日も祭日も無いから今日も出勤でしたが、チケッツ販売サイツさまの開店(?)を前に作業の手を休め、そちらのPHS支店へお邪魔しよーとするも「混雑中」でアクセスできんくてアクセクし倒し、よーやく公演情報のペーヂに辿り着いたと思いきや、ピッチが無情にも映し出した文字は「予定枚数終了」。
 追ってパソ通掲示板には「10分で売りキレ」的スレッヅも建立されましたが、5分だよ5分。もしかしたらぼくはモーニング娘。  新垣里沙の底力をなめダルマだったか知れん。完っ全に行く気MANMANだったし、他にもちょっとオノボリする用事があるんでその日ら辺に有給休暇をまとめてブッ込んだから、会場推しでもするんべーかなー。グッヅもほしーし、何なら当日追加席も出るか知れんし。仮にそこが「機材等によりステージ及び、演出が一部しか見えないお席」だって構わん。場を、空気を共有する事にこそ意義があるんだ。フアン時代から始まり、実に10年超も娘。を愛し続け、そして守り続けたガキさんへ「ありがとー」って、「バイバイ」っていーたいんだ。
 それでは皆さまBey Bey(^-^)ノシ