第148話「(終)虹色ファイターズ」の巻

 北の大地の将軍様アロハ! 恥ずかしながら(強制的に)帰って参りました柾木大造です。
 去る5/3(火)はぼくにとって、まさにBerryz日和!と胸のすく様な、朝から曇りでした。
 その日の彼女達の中野サンプラザくんでのライヴに臨む為にぼくは前日、埼玉と東京を分かつ38度線を飛び越え、イムヂン河を泳いで渡り、這う這うの体(ほうほうのてい)とドリフの爆発ヘヤーで決死の上京を果たしたモノです。果たして東京の地を踏むが早いか、埼玉臭が染みついた衣服を脱ぎ捨て、ムキ身になったぼくは即座に警察に身柄を確保されました。が、これはいわゆる「計画的犯行」です。投獄されゝば雨風をしのげる…そして埼玉の追っ手から身を潜められる…! そう目論んでの行動でしたv(>-<)v
 かくして新宿(読み:すんづく)の監獄で夜を明かしたんですが、さすが花の東京! 独居房にTVがあるだなんて! ぼくの祖国熊谷市では地デヂはおろかアナログTVの普及率さえ30%を割っているのが現状だから、ぼくが常宿と定めている刑務所にも当然TV等あろうはづがありません(´・ω・`) とーきょー快適ムショ暮らし♪
 そうして迎えたライヴ当日は、このご時世にあって朝も早よから地上波でBerryzを拝める! それも2連荘で!とゆー奇跡に恵まれました^^
 ひとつ目の番組は、「スッキリ!」(と、下の画像のももちのポーヅで)


 


 違う、「スッキリ!」(と、下の画像の佐紀ちゃんのポーヅで)


 


 続くふたつ目は「PON」だったんだけど、牢獄のTVはぼくが(不法に)持ち込んだ14型ワイヅのマイコンより小さな画面で、ましてアナログだったんでロクに見られたモノではありませんでした(^ω^;) 文句は云えないけど、受刑中の身で。
 だからその日に初めて世に出たBerryz工房最新曲「愛の弾丸」の一部分を観ても、「あっかいなぁ〜」ぐらいにしか思わなかったんだけど、それから時を経て動画サイツ様に上げられたフル・ヴァージョンPVを視聴した際には、…何だこりゃ? そう思わざるを得ませんでした。
 とりあえづぼくは買わない方向で行くのを決めた「弾丸」。それにいーたい事は山ほどあるけど、差し当たって今日の愚記事では衣装への意見なんぞを書かせて頂きたく存じます。皆様お付き合い下さいます様、よろしくお願い申し上げます m(_ _)m


 歌詞に「ハーレー」って言葉があるから安直に結びつけちゃったんだろうけど、恐らくは「未来的な女バイカー」をイメーヂした衣装だと思います。だけどその想像力が小学生レヴェルだったとゆーか、アレぢゃマンガだよ、昭和時代の。てか浮世ばなれし過ぎ。誰がお猿さんやねんウキーッ! ライダースを取り入れるなら「抱きしめて 抱きしめて」での菅谷梨沙子ちゃんや「本気ボンバー!!」での徳永千奈美ちゃん、これはBuono!だけど、づばり「恋愛ライダー」での3人の衣装の様な、普段づかいでもイケるクチのコーディネーツを頂戴したい所でした。
 女性アイドルたるモノ、「よっ! このファッション・リーダー!」なんて云われたいと思うんです。リーヅするのは女性ファンに限らず、あたいたち女装愛好家もよね。かつてはアムラーシノラーが街をにぎわせたし、現にあたいも乗っかったし、今は何処ぞの大所帯アイドルの制服スタイルが流行ってる、って事になってるらしいわよ。あたいはそれには乗っかれないけど。宗教上の理由で。
 やっぱり世間を取り込んでナンボだと思うの。でもBerryz界隈をかえりみると、夏焼雅ちゃんが「オシャレ番長」で通るのも、昨春以来ブロック・チェック(主にピンク。押さえでグリーン)が一部ファンの間で局地的に流行ったのも、決して大きくない村の中だけで完結しちゃってんのよね。
 手前味噌だけど、あたいの愚ブログにこんな検索からお客様をお迎えしたの。ご覧あそばせ。


 


 多分お客様は、かのTシャツのブランヅを特定しようとか、ダンサーだったら着こなしのヒンツを求めてたりしてらしたんだと思うのね。それなのにあたいと来た日にはこの調子よ。


 


 謝っても謝っても足りないわよ。
 また、同じくK-POPガールヅでこの秋にも日本へ来襲するって噂の2NE1は、ステーヂ衣装を既製品でまかなってるって聞きかぢったのね。って事は、ちょちょいと調べれば上から下まで同じ装いをデキる訳で、これはファン心理をくすぐるわよね(^^) 通販で揃えるのもいーし、ブティック(死語)巡りも楽しいわ。男ひとりで。
 それに引き換え我が軍は   これはBerryzに限ったお話ぢゃないわよ。こないだ清水佐紀ちゃんのブログで、モベキス各グループのカシラがそれぞれ新曲の衣装で、街の雑踏で立ちんぼしてる風景を見たのね。それはもう平成のひょうきんディレクターズとしか表現デキない、とんだチンドン屋さんっぷりを示してたわよ。曲名だけ見たら缶チューハイみたいな「桃色スパークリング」の、ちょっと派手だけど普段づかいでも通用すると思ってた矢島舞美ちゃんのお召しモノも、そうゆー悪ふざけに見えて来る不思議。全く嫌んなっちゃう(¬ω¬)
 仮装女子会(多分メインは闇鍋)とゆーべきトンチンカン4人組の中でも、どうしたって断トツでステレンキョーだったのは「弾丸」の衣装よね。それに対して一番あたいが思っているのは、よく「個性がバラバラなのが魅力」って云われる7人の、その個性をブッ殺してるって事。誰もが同じ形、同じカラーリングで、違いと云ったら肩パッヅやヅボンのラインくらい。おそろっちもそれはそれで結構だけど、例えばモーニング娘。の「Go Girl」の衣装みたいな個性の出し方もあると思うの。それでは娘。全員が水色のツナギを着てたけど、それぞれ身につける小モノの種類や色が違ってたわよね。分けてもあたいが好きだったのは藤本美貴ちゃんのスタイル! ホット・パンツなツナギのインナーが黒地に赤い柄のTシャツで、頭には真紅のテンガロン・ハッツがドーン! この着こなしには、あたいも乗っかったっけねぇ。
 関係ないお話。レイザーラモンHG兄さんがTVによく出てた頃、賞金が懸かったナニがしかの番組で「賞金の使い道は?」って聞かれて、兄さんは「日本ホット・パンツ協会へ全額寄付しますフォーッ!」っつったのね。それを一緒に観てたあたいのママンは「立派な青年だねぇ」だって。関係ないお話おしまいフォーッ!
 個性の出し方で、ヨソのヂャンルで参考になるのはプロ野球よね。当然チーム全員が同じユニホームを着る訳だけど、ヅボンの履き方ひとつ取っても見えて来るモノがあるわさ。ちょっと前に流行ったロング丈や、それからさらに進化したベルボトム。はたまた原点回帰とも云えるストッキングたくし上げスタイル。そもそもヅボンを履かないスタイル。ムフフ。
 他には、球団が制約さ設けていない限りリスト・バンヅやバッティング・グローブとか、そうゆー小モノを思い思いの色にして主張したりもするわね。それが顕著だったのは一時期のファイターズよね。敬称略で、SHINJO:赤、金子誠:水色、森本稀哲:緑、田中賢介:ピンク、あとは分かんないけど、色とりどりな彼等がグラウンヅせましと躍動するサマはさながら「球界のゴレンジャイ」と云った所かしら。4人しか挙げてないけど。てかモノトーンを基調とした現行のユニホームだから映えたんだろうけどね。80年代のオレンヂのユニホームや、日拓フライヤーズ時代の七色のユニホーム×ゴレンジャイだったらチビっ子ファンは泡ふいて卒倒しちゃうかもねっ(>ω<)
 かくゆーあたいも草野球で、ユニホーム以外の小モノをピンクで、女装愛好家たるモノ誰でも大好きなピンクでまとめてるの。


 


 ポヂション? 永遠の野次将軍。「ヤヂー」って呼んでねっ(・ω<)=★てか俺の話はいー。
 「弾丸」の衣装は普段づかいに取り入れられそうもない上に没個性なのもアレだけど、ナニより問題なのはボデー・ラインがマザマザと浮かび上がる事よね。あたいが(レヅ目線で)愛する嗣永桃子ちゃんはいーのよ。周りもイヂるし、彼女自身スタイルのよろしくなさをも売りにデキてるし。ブッちゃけてしまえば、メンバーさえ触れないレヴェルのポッチャリさんが居るわよね? ふたり。そんなBerryzに「弾丸」のこの衣装…何の罰ゲームなのさ?^^;
 あーゆー衣装は、メンバー全員が露出に耐え得るスタイルの℃-uteに任せるべきなのよ。逆に「Kiss me 愛してる」の衣装がBerryzへ回って来たら…と思うとゾッとしちゃうわ。


 


 …あああ愛理!


 


 ※本人爆発により連載終了。今までのご愛読、誠にありがとうございました!(^-^)ノシ