第146話「おバスト96cm、チョーどM」の巻

  <HEY YO!


 ラヂオの前の子猫ちゃん達、1週間お待たせ! ブラザーABだYO! 早速だけど1曲お送りします。俺の人生の教典でもあるんだ。聴いて下さい、「ゴースト・バスターヅのテーマ」(その後お寿司ヴァイキング武田丸の、覆面レスラーがナレーションをするとゆーラヂオ的には何にも伝わらないCMを受けて番組は再開される)。
 「今週のお題のコーナー」!(SE:『ダイナマン』のOPテーマをスタッフが歌ったやっすい奴) いやぁ〜今回もタンマリお便りが届いてるねぇ(^^) 2通。それぢゃこっちからご紹介しYO。アイドル王国・九竜城にお住まいの、ラヂオ・ネーム「ブラヂャー型の根性焼き」くん、11才の男の子から。ありがとうございますっ♪

 AB兄貴アロハ!(ABも応えて『アロハ!』) 突然だけど俺、母ちゃんマヂでリスペクツ。母ちゃんも人間だから、イラッと来てる時もある訳。そんな時はもちろん俺を虐待するんだけど、顔にはナニもしないんだよね。全部ボデー。優しさ、だよね。母ちゃん最高。兄貴も「お母さん、ありがとう」って思う時ある?


 無いYO(キッパリ。そして『シュッ!』と紙を裂いた様な音。ハガキを破いたのだろうか)
 てかお母さんに限らずさ、一親等いないのね俺。…あ、でも重く取ってくんなくていーからね、死別とかと違うし。みんなに云った事あったか無かったか覚えてないけど、悪魔なのYO俺。地獄の住民ってのは、親から生まれるんぢゃなくて、土から孵るんだわ。
 んぢゃ次の、ってゆーか最後のお便り。住所不定、ラヂオ・ネーム「恋するはてな」ちゃんから。ありがとうございますっ♪

 何故ひとを好きになると、こんなにも苦しいのでしょう…? んな事ぁさておき(・∀・)
 ABさんアロハオエ!(ナニがしかの唄を歌う気MANMANだったAB、虚を突かれながらも『アロハオエ!』) 実はわたし今、おとなになれてないなって… 


 


 この間も、わたしの好きなヂャニーヅのグループが出演したTVを録画しといたのに、ド深夜の萌えアニメみたいのを上から録画されちゃって、お兄ちゃんと取っ組み合いの大ゲンカになっちゃって…。悪いのはわたしなんだけど…ツメを折ってなかったから。ヴィデオの。テープの。
 わたしのハツ、赤く腫れてるの…。風に吹かれるだけで、ヒリゝと痛む…
 もうオトナにならなくちゃ、迷子にならない様に…
 ABさん、こんなわたしが生き易くなるヒンツを、「大人になったと感じたとき」を教えて下さい…


 いやはや「…」が多いね〜、ヂメヂメしてるねぇ〜(^^) あと、いー忘れてたけどこのラヂオ・ネーム「恋するはてな」ちゃん? 46才の方でした。ケンカをしたお兄ちゃんってのはいくつなの☆カナ? ふたりにはキャンデーをあげましょう。ひとつぶ。駆けてってハシャぎ出してねっ(・ω<)=★
 俺33才なんだけどさ、「自然と、大人になったと感じたとき」は一瞬も無いや。それはもう哀しいくらいに。でも、おとなになろう!と意識した事はあって、それは2007年、俺がヂャスト30才の秋だったね。そう、土から孵って30年。で、行動やモノの考え方をオトナのそれにしよう、とか、デキるとはこれっぽっちも思わなくって、現に三十路小学生まっしぐらな俺だけど、あるデキ事をきっかけに「せめて身なりだけでもオトナらしくしYO」、そんな風に思ったんだよね。
 この番組でもたまにゆー通り、戸籍に×が付いてんのね俺。
 …ごめんね。…何か自慢してるみたいで(^ω^;) 事実さ、初めてこのお話をする相手なんかからは「ワオ! 戸籍にエックスの刻印ってか!? かっちょええ!」なんつって羨望のまなざしを向けられる訳だけど、「づるいぞ! あんちゃんばっかり!」みたいな長兄へのヒガミに猛る末弟の様な視線を送られる訳だけど、「まぁチミ達にはまだまだ見えない世界があるんだな」とか云って一年坊主には攻略不可能な高い木に登ってみせて優越感にひたる6年生の気分を満喫する俺な訳だけど、その木から落ちてしまえ俺なんか。
 要するに俺バツイチで、07年9月に離婚した直後の何日かは世を忍ぶ仮の職場に穴を開けてまでヒキコモッて、お風呂にも入らず、昼夜を問わず呑んだくれて過ごしたモノだったね。だけど見方を変えて、離婚したからには遊ばなきゃ損だ! 俺は…俺は!


 


 そんな風に思ったけど、同時に気づいたね。俺はモテる為の服を持っていないヅラ…!ってね。
 ラヂオだからみんな分かんないと思うけど、俺、今、全裸なのね。そんな調子の、持って生まれた露出ヘキも含めて、俺そもそも衣装持ちでもなかったし、07年当時の俺はダボダボの服をよく着てたの。B-BOY界でも04、05年には終わってたダボダボ系を。流行っていようがいまいが自分が好きなんだからいーぢゃん、動きやすいし(・ω・) なんて思いながら、胸囲96の俺はメンヅJIS規格のちょーどMなんだけど、2XLとかで身幅140cm前後のオベゞばかりを好んでいたんだわ。
 でもさ、30代に突入した男がこれからモテにゃならん!って時に、そんなカッコしてらんなくない? だから、おとなの男として恥ずかしくないファッションに、ワードローブを総入れ替えしようと思った訳。てか、そう考えると結婚してた頃って前妻にはづいぶん恥ずかしい思いをさせてたかも知んないけど。ごめんね○○ちゃん。
 で、俺がモデルにしたひとは   TVを観ない事がアイデンテテーとして成立するこんな世の中ぢゃ、ポイヅン、口の中に出すのも恥ずべきなんだろうけど、年がら年中TV観てんのね俺。だからある程度の芸能人は分かるつもりだけど、そのひとの名前ばっかりは分かんないんだよね。偶然TVで見かけただけだったから。だけど、黒のジャケッツにインナーはチャコール・グレーのVネック、襟元には銀のネックレスがギラリと輝き、ヂャスト・サイヅのヂーパンで足はトンガリ靴……この着こなしこそ“THE おとな”ではなかろうか? これぞ今後の俺がするべき出で立ちではあるまいか!?って思ったさ。名前こそ分かんないけど、元々が男前なそのひとだからこそイカして見えるスタイルを完コピしようと思って、自分のツラもわきまえづに(笑)、そりゃあお店へ走ったYO。 ※そのお店はしまむらである。トータル¥10,000以下で揃った。しまむらバンザイ。ついでに、コピーは着るモノにとゞまらづに名前も知らないクセにその芸人さんのギャグまでパクッた。宮迫ぉ〜ですっ!とか。
 んで、衣服のダウン・サイヂングは果たしたけど、知らず知らずの内にヅボンだけはダボダボいモノに戻ってたのね。「上はピッタリ、下はダボダボ。これな〜んだ?」ってゆーナゾナゾ感覚の着こなしのお手本は、さまぁ〜ずのおふたりや所ジョージさんだよね。40、50代でも通用する、おとなだけどユル〜い、肩ヒヂ張らないスタイルで俺は30代の独身生活を謳歌してるって訳。
 ダボパンの影響はもうひとり居て、俺のロック史のひとり目の登場人物、大槻ケンヂさん。
 オーケンはステーヂ衣装で、黒くてダボダボいパンツをよくはくんだけど、


 


 中学の頃っから彼に憧れてやまない俺はやっぱ、ショップのヅボン・コーナーで店員さんに「ナニかお探しですか?」とか声を掛けてもらう度に「ねぇ頂戴…黒いの、そして太いの…(*´ω`*)」って応えるよね。ムフフ。てか俺みたいなヅブヅブのトーシローの私服と芸能人の衣装を一緒にして考えちゃイケないんだけどねっ★ オーケンもそうだけど、さまぁ〜ずにせよジョージにせよ。


 そう云えば(・∀・)
 「プレイボーイ」って雑誌あんぢゃん? それを俺は購読してる訳ではないんだけど。何でかってゆーとプレイボーイぢゃないから。てか読者はおろか編集部員にもプレイボーイは居ないって思ってんだけど。それはいづれにしても、プレボーの4/4号ばかりはさ、この斜陽の現状にあってありがたい事にハロプロを特集してくれるって聞いたから、そりゃあ本屋さんにダッシュしたよね。矢も盾もシャツもパンツもたまらづ!って勢いで。うん、特集を組んでくれた所で俺なんかBerryzと娘。9期のとこ読んじゃえば用は無かったんだけど。
 そしたらその号にはさ、図らずも「2011年版『モテスタイル』宣言」って特集もあって、「地味、デブ、アキバ系、冴えないメガネの野郎4人」(原文マゝ)を、イケメン俳優△△、また☆☆風、オシャレ芸人∞∞風コーデって感じでスタイリスツのDANさんが変身させてイクってコーナーがあったのね。俺の持論で「イケメンの衣服はダサくても傾奇者でも許される。顔が悪きゃナニを着る事も許されない」ってのがあるんだけど、だから俺いま全裸なんだけど、さっき云った地味やら何やらな野郎のビホーアフターを品評した時の、桃華絵里ちゃんがイケてないビホー=着飾る前を評した時の言葉は胸に刺さったよね。
 「自分らしさが出てていい。この人はアフターよりもビフォーのほうが個性が出てて○。キメすぎないのが一番!」
 めっさ勇気をもらえる言葉ではあるけどさ、モテる為に着飾りたい野郎が読む様な所ぢゃんこれ? 町田康 ex.町田町蔵さんならづとも「ほなどないせぇっちゅうねん」、33の俺に云わせりゃ「ほなどないせぇっ中年」ってお話だYO(と、『ドヤ顔』の対極の『やばっ、云っちゃった!顔』で)。
 でも、そのすぐ次のペーヂには木下優樹菜ちゃんのインタビューが載っていて、今はウチの主人のファッションを改造するのが楽しいですねぇ♪って云っていてさ、いー女だよねユッキーナ。俺も、俺のファッションを改造してくれる女性と、早く出会いたいな…


 


 


 …ねっ! Hなお話はこの辺でおしまい。こゝで1曲お聴き下さい、「グーニーヅのテーマ」。思い入れ所か聴いた事も無いけど俺(その後ふたゝび武田丸のCM。一社提供だった模様)。
 シゝド・ルミちゃんの「おとこのこ」を聞きながら今週の帰りの会です。楽しい時間は過ぎるのが早いよね。告知するべき予定なんか何にも無いからこのまんま〆るけど、ブラザーABこと蛭子能収の「(火曜だけど)サンデー・キャンデー・ラヴコメデー」、今週はこれにておし舞波。来週も、迎えに来てね(^-^)ノシ