第13話「♪ほっぺに指あててBuono!(サッポロ一番を食べながら)」の巻


さて引き続き、


We are Buono! Buono! LIVE TOUR 2010 [DVD]

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こちらの感想をツラツラと、もしくは殿馬が歩く時の感じでヅラ〜ヅラ〜ッと書き鯛っ!と存じます(発売から2ヶ月も経っているのにネッ!←あおやま英雄調)。


前作では一本縛りでしたが今回はアシンメトリーなショートカッツになすったcheetaさんによる、往年の維新軍団を思わせる太鼓の乱れ打ちをもって後半戦の火蓋が切って落とされます!
Dolceの皆様の基本装備は“Buono!×Dolce”とプリントされた黒T。
ベースの菊池聖美さんは前作でもピンクと黒のボーダーのフィンガーレス・グローブを着用しておられましたが、今回も同様の配色のそれを装着なすっている事からこだわりの程が窺えます。
いわゆる「小物で差をつける」的な? 参考になります←
ギターの菅原潤子さん(読み:ギター潤子)はシャドー・ストライプのヴェストを羽織っておられますが、それにバッチを付けると云う遊びはストイックなギター潤子にはトゥー・マッチかと。
ご自身のブログ名に「Guitarist 菅原潤子」と冠する程ストイックなギター潤子には。
キーボーヅにしてバンマスと云う事で和製キース・エマーソン(ザ・ナイス時代の)の名をほしいまゝになさるejiさん。
前髪をお作りになっただけで随分とイメーヂが変わるモノですね。
可愛さに益々拍車を掛けていらっしゃいます♪ それはもう大酒呑みと云う正体を微塵も感じさせない程にw
それにつけてもDolceは揃いも揃って素敵な笑顔です事!


10.We are Buono!Buono!のテーマ
いぶし銀のベースに赤を挿したドレスを身にまとって、再びBuono!がお出ましです!
EL&Pの「ホーダウン」の様にはっちゃけたキーボーヅが印象的なこのお唄はアルバムも3枚目にして発表された彼女達のテーマ・ソングで、人間椅子で云えば4th所収の「人間椅子倶楽部」に相当します違います。
間奏ではBuono!のお三方をスリーピースに見立てたパフォーマンスが展開されます。
鈴木愛理ちゃんの(いざないの)エヤ・ギター! 嗣永桃子ちゃんの(酔いどれの)エヤ・ドラム! 夏焼雅ちゃんのエヤ…何でしょうアレは?w
その間のバックはギター潤子とejiさんの掛け合いなんですが、欲を云えばエヤの元のそれぞれのソロだったら尚の事かっちょえがったかなと(ejiさん手持ち無沙汰になっちゃうけど)。


11.ロッタラ ロッタラ
このお唄の人気が高い事は重々承知の上での独り言なんですが、「ガチンコでいこう!」とは別の意味でノレないんですよぼく。めっさ明るくノリノリー!(←KEN ex.DA PUMPがサムアップで)で進んで行って、「きみを抱きしめたはづなのにふたり失くした幸せ」、こゝに来た途端ヂメ〜ッてなっちゃうんですぼく(´・ω・`)


12.Independent Girl〜独立女子であるために
来ました! 第一印象こそ「イントロが『自由への疾走』っぽいなぁ」なんて思ったモノですが、本作品でぼくが最もリピーツし倒したお唄です!
「誰かの言いなりになってる」友人を「自分の生き方くらい自分で決めてみなよ」と、ある程度は突き放しつゝも熱く鼓舞すると云う内容は、ディテールこそ全く違いますが筋肉少女帯の「パブロフの犬」の、「条件反射でよだれを垂らしている」様な者を断罪しながらも「走れる内は何処までだって逃げて行きなさい」と諭し、「私はもう佳い、去り行くのみだ」と結ばれるメッセーヂに通ずるモノがあるのではないかと。
振りは簡単なそれがサビにある以外フリー(振りはフリー←どや顔)の様ですが、だからこそ最大の見せ場がサビなんです!
何とギター潤子と菊ちゃんも振りに参加しておられます!(ejiさんも首で!)
某スキャンダラスなガールズ・バンドは演奏中に本格的なステップを踏んでいて、そう云うのはぼく大っ嫌いなんですけど、こちらは大歓迎です!
だって問答無用でシビレるぢゃありませんか!
シビレついでにメメクラゲネタでも放り込もうかと思ったのですが、そんな不粋が許されない程にかっちょええお唄ですね^^
ハウらせてから投下されるギター潤子のソロにおいても、「ギターは顔で弾くモノだ!」と云わんばかりに炸裂する顔芸!(←違うw) 舞台中央でソロを弾き終わるやサッと引っ込む素っ気なさがまたかっちょええ!
前作の付録ディスクは3人娘のソロ・ヴァージョンでしたが、もう7人分のソロを拝見したい! だって折に触れて抜かれるCheetaさんとかチョーいゝ顔してるんだもんなぁ(*´ω`*)


13.カタオモイ。
ひとつ前で高まりまくったテンションもこゝで一段落。
演奏がDolceだからこそ目も耳も惹きつけられますけど、仮に編曲が90年代な代物でもあった日にはただのT.コムロぢゃないですかこれ(後奏のプログレっぽさ除く)。ぼくTコム苦手なんで、Tコムの愛車にチンコこすり付けてその部分から腐らせてヤリ鯛っ!くらい苦手なんで、この度はご縁が無かったと云う事で、申し訳ございません m(_ _)m
申し訳ございませんと云えば菊ちゃん! 演奏中の菊ちゃんのすぐ横でウチの桃子が蠢いてしまいまして、申し訳ございません m(_ _)m さぞやウザかった事でしょうw


−MC−
ももちがファンへ「怪我の無い様に」とメッセーヂをお送りになるサマは、梶原徹也くんの手書きの注意事項を思い起こさせてくれます。印字されたチラシやウグイス嬢の影アナではなく、演者からの直の呼び掛けなのだからファンとしてはそれを遵守せざるを得ませんね^^
だからギター潤子を「潤ちゃん」と呼称する様にと愛理ちゃんが呼び掛けるや否や、間髪いれずに「潤ちゃん!」コールで応えますよ我が軍は! そしてそれにギターで応えるのがギタリスツの流儀! さすが潤ちゃん!^^


14.Bravo☆Bravo
かつて高田文夫センセは「芸人が一番ヤッてはイケないのは客いぢりだ!」とおっしゃいましたが、このお唄のミソは何と申しましてもファンいぢりに尽きます!
若干プロレスな嫌いも無くはありませんでしたが、いぢり役が愛理ちゃんだったのは適任だったかと。
失礼ながら雅ちゃんでは熱量が足らないでしょうし、ももちがヤッたら「えぇ〜!?」ってなるのは火を見るより明らかだしw


15.ロックの神様
これはもうね、私家版ならぬ「現代版青春デンデケデケデケ」ですよ! ボム…………グヮ!ですよ!
全てのロック者(ぼくの如き精神的・元ナゴム病患者も含めて頂き鯛っ!)は涙なしには聴けません!
ロックへの初恋と敬愛を見事に切り出してひとつのお唄として結実させた、これはまさに名作です!


16.泣き虫少年
このお唄がまたヤバい!
個人的に思い入れが強すぎてまともに文章を書けません!(まともな文章を書いた試しがありません!)
そんなぼくが唯一ナニか申すとしたら、雨宮処凜ちゃんの「生き地獄天国」を読了したひとがこのお唄を聴いたら、確実に涙腺が決壊します!


17.れでぃぱんさぁ
Cheetaさんによる雷神のタム回しにノッてお嬢さん方がこれまでのドレスからラムちゃんに脱皮して行く訳ですが、その順番はワンピースももち→へそ出し雅ちゃん→へそ出し愛理ちゃん……この采配は如何なモノかと。
理想と致しましてはへそ出しおふたりを先に回して、シンガリのももちがワンピースでファンが「えぇ〜!?」ってw
その場のノリでファンは「えぇ〜っ!?」と云うでしょうが、それすらももちに取っては美味しいのではないかとw
異論もあるかとは存じますが、このお唄こそBuono!の最強の持ち駒ではないかと。
Buono!って如何様にも取れる深いお唄が多いぢゃないですか? そんな中で意味も考えず盛り上がれるこのお唄こそ逆に最強ではないかと。


18.恋愛ライダー
このお唄こそぼくがBuono!にズッぱまったキッカケです! ももちを擁する少人数ユニッツ!と云う事以上に、岩里センセの歌詞にヤラれたんです。30才を越えた身の上、新たに知覚の扉を開けてくれる存在があるとは思っていませんでした^^


19.ワープ
会場が一体となってタオルを振り回すサマは正に「壮観」の一語に尽きます!
そんな中たどたどしくタオルを回して悪目立ちするお姿が……そうです嗣永さんですw
こちらもまた意味も無く盛り上がれる系ですが、ファンいぢりの際の“愛理最高!”と“Dolce最高!”がチョイ被ってるのが残念かなと。
奥様ご存知? 何でも被る“かぶるくん”は誕生日(8/6)までハム太郎と被ってますのよ。
歌詞は「大宇宙博覧会」っぽい☆カナ? いよいよどなたもご存知ないであろう遊星ミンツの曲名を普通に放り込んでしまいましたが。


…えー、今日も今日とて妄言およびモーソー全開!でお送り致しました。
こゝまで読んで下さった皆様の貴重なお時間をグチュッと、それはもうF・V・エリックがリンゴを握り潰すが如くグチュッと潰してしまって申し訳ございませんでした!(全身全霊の土下座!)
本来ならこのまゝアンコールの感想も書いて、皆様のお時間をより貪ってしまおうか! もしくはお前も蝋人形にしてやろうか! あまつさえお前も美勇伝にしてやろうか!等とも思っていたのですが、衣装への批判などを書いていたところ存外に長くなりそうな雲行きでしたので、それはまた追って記そうと思うに至りました。
読んで下さった皆様、誠に有り難う御座居ました m(_ _)m
今後とも宜しくお願い申し上げます m(_ _)m
失礼いたします m(_ _)m


ちゃお m(_ _)ノシ