第11話「♪ほっぺに指あててBuono!（30代♂が焼酎をあおりながら）」の巻

アロハ！
右足の負傷の診断が当初の「全治１週間」から「２週間」に延びました。
ラッキィ！←
そしてその弟のサッシィ！
向こう２週間ヒキコモる気MANMAN！な柾木大造です。
ムフフ。

さて、唐突にポカン！と、もしくはアンポンタンポカン！と空いた時間を有効活用すべく、以前から寝かせたり煮詰めたり、靴噛んでみたり空飛んでみたり穴掘ったり埋めたりだった、

We are Buono! Buono! LIVE TOUR 2010 [DVD]

こちらの感想を書かせて頂き鯛っ！と存じます。
チャカポコチャカポコ。　※　今の今まで予備知識０だった男がお送り致します。発売は５月だったのにネッ！（あおやま英雄調）

−Opening SE−
これまでのBuono!の路線とはあからさまに毛色の違う、緊迫感を煽る仰々しいSEから本作品は始まります。中世ヨーロッパを舞台にした映画の合戦シーンのBGM的なSEとでも申しましょうか（それでもお構い無しに炸裂する『みやぁ〜っ?!』ｗ）。製作陳も含めたBuono!が標榜また体現して来られた“ロック”アイドルをすなわち“青春パンク”アイドルと解釈していたぼくの様なﾓﾉに取って、このSEはいさゝかお耽美が過ぎる様に感じられます。そんな事に（俺が馬鹿面で）思いを馳せている所にかわい子ちゃん（昭和語）３人組、もしくは花の３人娘（戦後まもなく語）がお出ましになりました！　お召しﾓﾉはお三方お揃いのゴスロリ系ドレスで黒地にピンクの薔薇の総柄。……魔太郎？ｗ　これはゆくゆく恨み念法・筋肉痛！ならぬ恨み念法・みやビーム！が炸裂する布石ですか？　いぢめっ子をパワーショベルでミンチにする布石ですか？　その残骸を生コンで埋める布石ですか？　単行本収録に際してパワーショベルを恐竜に差し替える布石ですか違いますね。
ヨーロピアンSEからのゴス衣装。
これはもう無言の内にﾓﾉ語っています。
Buono!が新たに目指す所は橘高文彦氏の路線、取りも直さず“NWOHM”アイドルだと！　「アイドル戦国時代」と謳われる昨今、敢えてゴシックなお城を青梅の地に建てるのだと！　デーヴイデーを観ている側も自然とスウィッチが入ると云うﾓﾉです！　ヘドバンしまくって首ごとちぎれて死霊のしたゝり状態になる覚悟は整いました！　さぁドンと来いや１曲目！

１．One Way=My Way
ずこーっ！（←なかよくズッコケるオーケンとうっちー！）
…いやね、普通にいゝお唄だとは思いますよ、詞も曲も編曲も底抜けに明るくて。ライヴの１発目には持って来い！　もしくはハチミツ持って来い！と云う事は分かるんですけどね…直前のSEや衣装との脈絡が…ね？　それにつけても夏焼雅ちゃんが相変わらず超絶美女で何よりなんですが、何ぼ何でもリボンがデカ過ぎません事？　ちょっとしたボンネッツよりも遥かに大きいでしょｱﾚ＾＾;

…さてこゝから、
２．Our Songs
３．みんなだいすき
４．Cafe Buono!
こゝまでが１ポーヅ目の衣装による歌唱だった訳ですが、ぼくはノリ損ねました、魔太郎コスに気を取られ過ぎて＾＾;

さて３人娘は一旦おハケになられて舞台も暗転。
次の曲への前フリのナレーションが流れる訳ですが、鈴木愛理ちゃんの口ぶりが何だかね、足りない子みたいｗ
前作「ハイブリッド☆パンチ」での「腹へったぁ」から地続きの足らなさ、とでも申しましょうかｗ
♪野に咲く〜

５．紅茶の美味しい店
こゝからお色直しで、各自のイメーヂ・カラーと白を基調としたウェイトレスさん風な出で立ち。黒のブーツが見た目に重たく感じられるのが残念ですが、先程までの魔太郎スカーツからも見え隠れしていたカボチャおパンツが常時ﾑｷ出し！　これはノレます！（下衆の極みですね）
…下衆ついでに書かせて頂きますが、御三方のハーモニーも美しく展開されるこのお唄ではありますが、この歌詞の主人公のカレシって結構なマダオなんぢゃない☆カナ？って思うんです。長くなりそうなので今回は割礼。ちんこ切ってどーする。割愛。
あと喫茶店（読み：きっちゃてん）つながりと云う事で、「Cafe Buono!」はこの衣装のゾーンに持って来るべきだったのではと。

６．うらはら
世界の果てこと埼玉県に住むぼくが遠い目＆くち半開きでボンヤリ思う所の“渋谷系”と云った趣のイントロですね。のちのMCでこのお唄を評して雅ちゃんは「癒し系」とおっしゃいますが、ぼくは切なくなっちゃうんです(´・ω・｀)　岩里祐穂さんが紡ぐ所の揺れ動く心の機微が、痛いほど染みて来るんです。とある掲示板では往々にして「ベリヲタでよかった」なんて書き込みがありますが、ぼくがBerryz工房やBuono!のファンでよかった！と思う事のひとつには、岩里センセと云うすヴァらＣ作詞家を知り得た！と云う事があります。
嗣永桃子ちゃんはどんな表情もチャーミングな事など今さら語るに及びませんが、こう云ったお唄で見せて下さる無表情と来た日には、もはや“美”ですね。ほんと“美術品”と云っていゝと思います（じっとしていればｗ）。
表情の話で云えば愛理ちゃん！　先程の足りない子ｗっぷりが嘘の様に、そのお尊顔だけで詞世界を表現しておられます。ぼく「天才」って言葉を（自分以外に）使うのが好きぢゃないんで云い換えますが、愛理ちゃんって「憑依型」だと思います。

７．Blue-Sky-Blue
このお唄がまたすごい！　普通にライヴのオーラスを飾れるレヴェルの感動大作ですよこれ！　それをﾅﾆ喰わぬ顔で前半戦に配置した上で演者もまたﾔﾘ切ってみせると云うのが、Buono!のハーヅ／ソフツ両面の盤石っぷりを如実に示しておられます。

８．ガチンコでいこう！
…ひとつ前ではずいぶん高まってしまいましたが、このお唄ってﾅﾆをしたいんだかよく分からないんですよぼく。唄い出しの所のハイハッツのトゥー・マッチな感じとか、ギター・ソロの伴奏とか、その後半でもオイオイ煽るほどには盛り上がっていないし。拾いﾓﾉと致しましては、随所で繰り出されるスカーツを押さえながらのジャンプですかね（結局下衆）。

９．マイラブ
前作でのロック・ヴァージョンを観てしまっている分、ポップ・ヴァージョンでのパワー不足は否めないかと。
どちらのブログ様だったかは失念してしまいましたが、このお唄を「『リンダリンダ』の様だ」と評していらっしゃる方がおられました。
どちらかと云うとジッタリンジンっぽくないかな〜そこはかとなく、とぼくは思っているんですが如何なﾓﾉでしょうか？(´・ω・｀)

−VTR−
すごいですよね、ライヴのど真ん中で演者がそうめんを奪い合うVTRが流れるって＾＾;　もはやダダイスムですよ。云うなればトーキョー・ダダｗ　公演それ自体は２月なのにそうめんって所も含めてｗ
前作のVTRコーナーではコント「ピッツァ」を掛けておられましたが、今回はレイディオ番組と云う体でのフリー・トーク。型に嵌めた前者よりも、クライング・フリーガールズことBuono!には後者の方が適しているかと、素人目にはかように存じます。たゞフリーさが裏目ってしまった嫌いもありましてですね、雅ちゃんの言葉遣いがですね…＾＾;
「ゲストだろ！　ゲストだろ！　こゝはゲストだろ！」
「そうめんを喰うな！って事だ」（←字面だけだと北方謙三っぽいｗ）
「あぶね〜」
21世紀のスキッツォイドマンことぼくは、女性は汚い言葉を使わないと信じて疑わない絶滅危惧種なんですね。ゆくゆくは国に保護してもらおうと思っているんですけど。もしくはこども大人手当をもらおうと思っているんですけど。菅谷梨沙子ちゃんがアイス・スケーツで転びそうになった際の、「うおおヤベエ！」とのデス・ヴォイスを聞いて幻滅する様なぼくなんですけど。今回の雅ちゃんの件に関してはフリーな環境が故に素の部分が出てしまったと云う事で、これはもうひとつアリなんぢゃないかと。
関係ありませんが宇多田ヒカル女史が結婚なさっていた当時ＴＶのインタヴューで、何らかの質問に「ダンナとメシ喰った」とお答えになっていたのに対し、画面のテロップには「主人とご飯を食べた」と表示されていたのには笑いましたｗ

で(･∀･)
この短いコーナーの中でもご自身の持ち味を爆発させるももち！　特にぼくのツボだったのが愛理ちゃんの駄洒落へのリアクションと、雅ちゃんとのサシでの取っ組み合い！
「駄目ー！　駄目ー！　ううう〜ううう〜ううう〜」
こんなグズり方をする高校３年生が居た！と云う事実が記録として残るのだから、すヴァらＣ事です(*´ω｀*)
ところで質問自体が無きﾓﾉとされていましたが、その投稿者の「ちなすけ」さんってｱﾉお方でいゝんですかね？

さてっ！　こんな駄文・妄言にお付き合い下さいまして、誠に有り難う御座居ました！　バンド・Dolceを迎えての怒涛の後半戦の感想もおいおい書き鯛っ！等と不遜にも思っておりますので、もしよろしかったらお暇な向きにでも読んでやって下さいませm(_ _)m　♪右や〜左ぃの〜旦那ぁ〜様っ

ちゃお(＾-＾)ﾉｼ

私の未来のだんな様/流星ボーイ