第172話「KARAのみんなへ、さようNARA」の巻

 戦争が邪悪だと認められている限り、それは常に魅力を持つであろう     オスカー・ワイルド(1854‐1900)


 平たく云えば「ペンキ塗り立て」って書いてあると触りたくなる、的な事ですね。さもなくば「立ちション禁止」って立てカンに放尿みたいな。あと、プールとか熱湯風呂のフチに立ったダチョウの竜ちゃんが「押すなよ!」っつったら押さなきゃってゆー。……最近購入した遠藤徹センセの「戦争大臣」1巻を完コピ≦丸パクリして格調お高く書き出そうと思ったのに、2行目からブチ壊しですよ、自分の言葉で。ね、日々こんな事ばっかりホザいております、わたくし柾木大造と申します。あ、忘れてた。アロハ!
 1行目は要するにヤッてはイケない事、またはそうとされている事ほどヤリたくなる、そーゆー意味だと思います。で、その辺は自分で見きわめなよと。果たして我と我が愚ブログを振り返ると、ヤリたい事ばっかりヤッて来たってゆーか、テキトーばっかりヤッてるなやーって。例えば前回なんかはぼくがイカに吉川友ちゃんを好きかって事を書き殴ったんですが、同じ馬鹿記事の中で「でもまぁ本命は別に居ますけどね」だって。誰に聞かれた訳でもないのに勝手にゲロ。そう云えば先月の3回の馬鹿更新は全て友にまつわる妄言に明け暮れ、愚ブログ的「吉川友月間」もしくは「月刊吉川友」(チョー見たい)だったんだけど、月は変わって11月。その1発目の主役はKARAです。ね、テキトーでしょ。


 


 先月なかばに発売された「ウィンターマジック」を今SARA取り上げるのもアレだけど、今まで踏ん切れなかったってゆーか。でもまぁ何とか決心もデキたんでね、おーよそ3週間ぶりの馬鹿更新で彼女達の新曲に触れさせて頂くと共に、この程をもち、愚ブログよりKARAへおわKAREを述べさせても頂きます。それでは皆様、お付き合い下さいませ。
 公式サイツ様によれば「今年の秋冬のスタンダード・ナンバーになる事必至!」との事で、この辺が商売上手だなぁって感じるのが、例えば「クリスマス・ナンバー」と限定した場合それ以降は需要がなくなってしまうと思うんです。その点こちらは、歌詞にある通り“春が訪れていく”頃合まで、楽曲また商品としての価値を保ち続けるかと。
 この11月は妙に暖かいけど、冬をテーマにした作品を今リリースするのは間違いではありません。ぼくは基本ハロプロのフアンなんだけど、季節の感覚なんざぁ狂わされっ放しですよ。古くはモーニング娘。の「真夏の光線」が99年5月に発表されたぐらいだっTARA、づいぶん気が早いなつんくこの野郎で済みます。が、今年6、8月にBerryz工房へ提供された「愛の弾丸」「ああ、夜が明ける」には夏っぽさのKAKERAも無し。その間にKARAが、まさに夏ムキ出しの「GO GO サマー!」を大ヒッツさせた裏でですよ。挙げ句の果てには11/9に発売されたBerryz℃-uteのコラボが「甘酸っぱい春にサクラサク」と来たもんだ。もう季節感ヅタボロ。なんべん同じヘマをしでかすんでしょうか。


 


 ぼくが選んだ初回盤Aは、正規のPV、相葉タケNARAぬ美勇伝タケな短パンも目にまぶしいクローヅ・アップVer、そしてメイキング映像の3篇を一挙に収めたデーヴイデーが付録になっていました。訳わカラんVer違いをいくつも作り、それぞれ別個に売り付けるとゆーコスい糞事務所もある一方、実に気前のいーお話ですね。で、前作の時もぼくは思ったんだけど、KARAは映像ありきだなぁって。いや、音だけでももちろんいーけど(除く、今作のブヅーッとゆーキモいベース音)、楽曲×映像=爆発、的な? 実質的な歌い出しが“今夜、雪が降るみたい”なのに、雪が降っている夜の場面カラ入るのってどーよ、みたいなミミっちい文句も無くは無いけど、全体としてはKARAの女優パワーであふれ返っています。人間椅子の「暗い日曜日」を思わせる構成で、5人それぞれの恋模様、そして独りにしないでねとの気持ちを如実にARAわしていました。


 


 彼女達自身の言葉によれば、今回の振り付けの肝はサビでの、後ろ手に組んで肩を左へ右へ揺らす「愛嬌ダンス」だとか。でも「ミスター」でのおヒップ、「ジャンピン」でのスキー、「ジェットコースターラブ」でのペンギンと云ったそれぞれのダンス、また「〜サマー!」でのKARAパラの様な、世間を取り込む程のインパクツは無いKANAぁ。


 


 ちなみに、愚ブログ的に初めてKARAを主題にした回で「『ミスター』ではTシャツのスソをしぼっておヘソを出しているけど、最初はふつーに着ていて、いざおヒップを振らんとゆー時にシャツをたくし上げた方がエロくない?」みたいな妄言を書き、「検索:KARA、ミスター、Tシャツ」等カラおいでのお客様をゲンナリさせ続けております。
 果たして彼女達の妹分であるRAINBOWは、我が国でのデビュー曲「A」で“おヘソ・ダンス”と称し、上でぼくが書いた様な振り付けを実現してくれました。だけど実際に見てみるとアレだな、エロさがわざとらしいってゆーか、「ミスター」は「ミスター」で正解だったみたい。元モダンチョキチョキズ矢倉邦晃さんいわく「『エロ』と『エッチ』は違うモノで、後者は清潔感が無ければイケない」とか。このお言葉を拝借すると、衛生的エッチな「ミスター」は、だカラ多くのKATAに受け入れられたのではないでしょうか。逆にエロ=不潔って訳ではないけど、「ジャンピン」の落ちサビで腰をビックンビックン云わせるのは間違い無くエロかったかと。完全にオーガヅムでしょアレ。ムフフ。
 そうイッたダンスのお話では、MUSIC LOVERSでの韓国凱旋ライヴで、恐らく現地では初お披露目だったであろう「ジェットコースターラブ」、分けてもペンギン・ダンスで会場が騒然となった事も忘れられません。あと♪ハラハラ、でハラちゃんがハラをKAKAえる振り付けは、日本語をわカラない韓国のKATAの目にはどう映っていたのでしょう。
 そんな思い出もあり、この程も「ウィンターマジック」とゆー素晴らしい楽曲を発表したばっKARIのKARAの、ぼくはフアンを辞めます。


 


 


 今作の発売日だった10/19(水)、奇しくもぼくは非番だったんです。「スッキリ!!」を観ていた所、映画「三銃士」のPRで往年の闘魂三銃士カラ武藤敬司蝶野正洋両選手がVTR出演されていました。おふたりは映画の宣伝も程々に、番組のナレーターである南海キャンディーズの小さい方の、オスガエルの如き万年発情期っぷりを揶揄したモノです。あっちこっち手ぇ出すのをやめんかい、と。ガッチャメラエーオラ!と。それカラ程なくしてシーデー・ショップへ向かう道中、ぼくは複雑な心境でした。先のおふたりの言葉は、ぼくに云われた様な気がして。そんな気持ちを払拭する為お酒を買おう(朝の10時とかである)とお邪魔したコンヴィニで、こう云った本を見かけました。


 


 ……アッ、アフィリエイツみたいなマネしてっけど、ミラーってゆーか只の画像だカラねっ! てかこの井上裕之さんの「30代でやるべきこと、やってはいけないこと」? ザッと立ち読みしただけだけど、くっDARAなかったなー。「ユ二クロ着るな」だの「のらクロ読め」だの(後者は嘘)。そもそもコンヴィニに置いてある自己啓発系の書籍ってのもどうかと思うけど、パニック障害の本が書店に陳列されているぐらいどうかと思うけど、上カラ押し付けて来るのは苦手だな。まさに30代ド真ん中、34才とゆー老いぼれのわしカラ云わせてもらえば、お仕事や家事などヤルべき事さえヤッとれば、あとはヤリたい事をヤレばいー。ヤリたくない事をYARAなければいー。ひと様に迷惑を掛けん範囲で。
 で、ふと思ったんが、自分はどーなんよ?と。迷惑かけとらんのか?と。自分の興味の赴くまんまヤリたい放題ヤリ倒して来よった結果、Berryz工房吉川友、KARA……彼女達を愚ブログの三本柱とするぞなもし! いつしかわしはそう思っとったが、ヤッていー事と悪い事の線びきがデキとらんかった。云ってみれば、Berryzと友はアップフロントとして一括りに括れKAREー。両者を共に扱うブログがあってもおかしくなKAROうもん。されどその上でKARAにまで手ぇ出すのは、暗黙のルールを侵してはいまいか。そしてこの色キチ〇ガイっぷりは、それぞれ一筋でヤッておられるガチなフアンの皆様の気を害してしまっているのではあるかいだ。かくの如く思い、KARAとのおわKAREを決めた訳じゃ。
 わしが彼女達を気にし始めたんは、去年の今頃じゃった。以来ゆるやかにハマッて行ったと思いきや分裂騒動が起こり、和解を経て、直後の新譜を1位に叩き込むサマを見せつけられた日にはアータ、KARA物語へ感情も入ろうとゆーモノよ。ただ、わしにとっての物語は今日ここに完結を見る。それだけのお話じゃ。人間に対してこんな言葉を使いたぁないが、「取り捨て選択」として、KARAを取る事も考えた。じゃが、世間的にマイナーな音楽ばっか好いて来たわしは、日本上陸カラ負け知らずのKARAとゆー勝ち馬へ乗り続けるんが恐ろしゅうなったんじゃな。NARAば今後騎乗するんは勝ち馬じゃないのか、負け馬なのか、駄馬なのかと問われれば何と答えたモノか。なして馬で例えよった。


 


 そんな訳で今日わしはKARAカラ脱退……脱退だって。いつメンバーになった。いや、何故か頭ん中でこんな言葉が出て来たカラそのまんま脱退とか書きよったが、バーさんゴハンはまだかいのう? バーさん? どけぇ行きょん? で、前述の通りKARAとの出会いは去年のこんぐらいの頃。そん時は節電なんて頭に無かったけぇ、観るともなしに流しッパにしとったTVではユル〜いバラエテーをヤッとって、それへ彼女達が出ていたんじゃな。それまでも存在は知っとったが、失礼なGARA個性的なグループとは思っとらんかった。ところが丁度その頃ギュリちゃんがパツキンにした事で、わしは目を奪われたんよ。ななな何ぞこのエキゾティック美女は!?と、心の臓が止まるかと思うたわい。
 最後じゃけぇ書きたいこと書くが、ギュリちゃんはゆーに及ばず、歌うとクールなのに素(?)では笑顔を絶やさぬニコルちゃん、わしの周囲(老人会)で1番人気を誇るハラちゃん、女子アナ顔のジヨンちゃんと、客観的に見てハヅレはおらん。が、個人的にスンヨンちゃんにだけは喰い付けんかった。マジ個人的なアレじゃが、4年前バーさんに逃げられた直後のわしは、ある女性に苦い体験をさせられた。今にして思えばその女(ひと)はスンヨンちゃん系じゃった為、彼女だけは受け付けずに終わってしもうた。
 パソコン通信が不得手なわしは、愚ブログに貼るべき画像をしばしば取り違えるってかそーゆーネタがウチは多いんじゃが、やはりネタ用にKARAの画像も貯めとったし、


 


 


 このギュリちゃんの画像に、キャプションでは「▲桃子が何とか」等といー張ろうKANAぁとも考えとった。んで、今回の馬鹿記事は本来、先月の内に仕上げるつもりじゃった。冒頭で「10月は吉川友月間じゃった」と述べた通り、その最後を飾るべく画像は全て友、KARAのお話をしとるのに、的な調子でフザケようかとも考えたさ。されどダンチョネの思いでKARAとの今生のおわKAREを決めたけぇ、なるたけ彼女達で行こうと考え直したんじゃな(含む、悪ふざけ)。自分を嫌になっただけで、KARAをKIRAいになった訳ではない。今回の素材として今までの作品を見聞きし返しても、わしの如きサブKARUじいさんをもトリコにしてくれた彼女達の事じゃ、魅力的な事にKAWAりは無かったわい。
 愚ブログで触れん様にするだけで、皆様に黙ってカミリヤであり続ける事も可能じゃろう。だけどそれじゃなーんもKAWARAん。今後シーデーを買うのもやめる。モバイルサイツ様カラも先月を限りに脱会した。お湯を沸かしとる間とかにおヒップ・ダンスやKARAパラを踊るのもやめる。じゃが、今まで買った作品は、売りも捨てもせん。思い出じゃけぇ。SARAに未練がましいが、我が国でKARAがライヴを行ったとして、そのデーヴイデーが発売されたアカツキには、それだけは買う。愚ブログでピック・アップするのに際して大切に聞き込んだ楽曲達は、わしの楽しい楽しい思い出じゃけぇの。そんで観てみてARAためてハマッちゃったりしての。んで、みんなには黙っとるってゆー。最低。
 ……この下書き画面で「公開する」をクリックしTARA、全てが終わりよるんよね……そりゃさびしいがのってゆーか、最後は「おじいさん」とゆーKYARAに逃げず、短い間だったけど間違い無く彼女達にヅッぱまった「ぼく」に戻って。カミリヤの皆様へ、ギュリちゃんへ、そしてKARAのみんなへ、さようなら(^-^)ノシ んで、ありがとうね。